バクーの治安について
湯川さん、後藤さんの人質事件以降、テレビでISILの報道が多くなりました。(日本のメディアでは”イスラム国”という言葉を用いていますが、ここでは”ISIL:Islamic State of Iraq and Levant”という言葉を使います。)
「アゼルバイジャンはISILの活動エリアから遠くないですが、治安は大丈夫でしょうか?」という質問をときどき受けますが、バクーの治安はとても良好です。
今年の6月、アゼルバイジャンでは記念すべき欧州オリンピック第1回大会の開催が決まっています。IOC(国際オリンピック委員会)に加盟する欧州の49カ国が参加する欧州だけの五輪です。49カ国からの選手団は6,000名を超えます。
バクー市内の五輪関連施設は、スタジアムも選手村もホテル建設も、いますべて追い込みに入っています。五輪が開催されるわけですから、治安維持はこれまで以上に非常に力を入れています。
五輪を大成功させるのはこの国の次なるステージの重要なプロセスです。数多く開催される国際会議、来年から始まるF1バクーGPなど、国際都市の仲間入りを果たすために、この国で外国人の誘拐やテロ行為など起こってはいけないことですし、治安維持には非常に力を入れています。
「アゼルバイジャン、行きたいけどイスラム国の問題もあるし、どうしようかなぁ」なんて言ってるお友達がもし周りにいましたら、ぜひこの記事をシェアしてください。
出所:Baku: where to eat, play and stay in the 2015 European Games host city
※詳しくは外務省渡航情報をご確認ください。